MUFGカード
「MUFGカード」のゴルフ保険の特徴・補償内容
MUFGカードは、日本でも代表的な金融持株会社である三菱UFJフィナンシャルグループが運営するクレジットカード。中でも特徴的なサービスが自分に合ったプランを選べる「ハンディー保険」です。
日常生活での賠償や携行品、自転車事故、怪我など6プラン33コースという豊富な内容に特化した保険が用意されており、保険料は月々数百円~と非常にリーズナブルなので、MUFGカードをお持ちの方にとってはメリットが大きいと言えるでしょう。
特に今回ご紹介する「ゴルファープラン」は、月額保険料ごとに適した補償額のものを選択可能ですから、ゴルフをプレーされるなら入っていて損はありません。補償内容も幅広く、もちろんホールインワンやアルバトロス費用まで賄えます。
では、ゴルフ保険の補償内容について詳しく見て行きましょう。
死亡・後遺障害保険金額
これはゴルフプレー中に起こった疾患や事故により死亡、もしくは後遺症が残るレベルの怪我を負った場合に下りる保険金のこと。ゴルフは一気に疲労したり血圧が上がったりしがちなスポーツなので、病気によって亡くなる方も少なくありません。
また、命に別状はなくても例えば失明、酷い骨折など、長く引きずるような怪我をしてしまった場合には、治療費や生活費など多大な費用がかかる恐れがありますが、ゴルフ保険に加入していればこのように保険金が下りるため、比較的安心です。
MUFGカードの死亡・後遺障害保険金額は、保険料に応じて「300万円~1,000万円」。300万円のコースなら月額300円程度で加入可能なので、無理なく補償が受けられます。ただし、ゴルフ中の死亡、怪我に限られますから注意しましょう。
入院、通院保険金日額
これもゴルフ中の死亡事故や怪我に限られますが、基本的には上記と合わせて下りることが多い保険金です。ゴルフ場での体調不良や怪我には入院や通院が付きものなので、そういった時に医療費をサポートしてくれるシステムですね。
MUFGカードでは、保険料に合わせて「通院保障1日あたり2,000円~10,000円」「入院保障1日あたり5,000円~15,000円」が支払われることになっています。
一般的な入院費用は1日1万円程度、差額ベッド代によっては2万円程度が相場だと言われていますから、補償が手厚いコースなら万が一手術や長期的な入院が必要になっても安心なのではないでしょうか。
ゴルフ用品損害
次に、ゴルフをプレーする時に用いるクラブやボール、専用バッグなどを破損、紛失した、もしくは誰かに盗まれたという状況で使える「ゴルフ用品損害」。ゴルフ用品は数万円~数十万円するのが普通なので、これは助かりますね。
MUFGカードでは、保険料に合わせて「20万円~50万円」の携行品補償が受けられることになっています。
20万円でもクラブ数本分にはなりますし、50万円あれば余程高級なものを使っていない限り道具が全て揃えられる可能性もありますよね。MUFGカードはゴルフ用品の補償にかけては他社と比べても手厚い印象のため、思い入れが強い方にはおすすめです。
ホールインワン・アルバトロス費用
ゴルファーなら一度は憧れるホールインワンやアルバトロス。達成できれば非常に栄誉なことですが、その一方で祝賀会や記念品の配布など、昔ながらの慣習によって貯蓄を圧迫される人も少なくありません。
そこでMUFGカードは、保険料に応じ「10万円~50万円」分の費用を補償。10万円でも記念品や小規模な祝賀会には充分ですし、50万円あれば大規模な祝賀会を開くのも夢ではなさそうですね。
ゴルフ賠償責任 ※コースによってはなし
最後に、ゴルフ保険の中では代表的とも言える「賠償責任」。これはゴルフをしている最中にクラブやボールが直撃して誰かに怪我をさせてしまった、あるいは備品を壊してしまったなど、第三者への賠償責任が発生した際に使える保険金です。
一般的には保険金の中で最も高額になる傾向がありますが、MUFGカードでも例に漏れず保険料に応じて「3,000万円~最大1億円」を補償。
なぜ高めなのか?というと、壊したのが非常に高価な備品であった場合や、相手が一生ものの後遺症を負った場合などには数千万円を超える賠償金を請求される恐れがあるから。少しでも不安があるなら賠償責任つきのコースを選ぶことをおすすめ致します。
MUFGカードのゴルフ保険には「賠償責任あり」と「賠償責任なし」がある
MUFGカードのゴルフ保険の補償内容は上記の通りですが、ここでひとつ注意点があります。MUFGカードには実は「賠償責任あり」と「賠償責任なし」のコースが存在し、多少保険料も変わってくるのです。
では、両者にはどのような違いが出てくるのでしょうか?次で見てみましょう。
MUFGカードの「ゴルファープラン」年会費(月額保険料)と補償金の違いは?
MUFGカードの「ゴルファープラン」年会費、及び補償金額の違いに関しては以下の通りです。
プランA
- 月額保険料:1020円~1040円(賠償責任なしは20円引き)
- 死亡・後遺障害保険金額:1,000万円
- 入院保険金日額:15,000円
- 通院保険金日額:10,000円
- ゴルフ賠償責任:1億円
- ゴルフ用品損害:50万円
- ホールインワン・アルバトロス費用:50万円
プランB
- 月額保険料:540円~560円(賠償責任なしは20円引き)
- 死亡・後遺障害保険金額:500万円
- 入院保険金日額:10,000円
- 通院保険金日額:5,000円
- ゴルフ賠償責任:5,000万円
- ゴルフ用品損害:30万円
- ホールインワン・アルバトロス費用:25万円
プランC
- 月額保険料:280円~300円(賠償責任なしは20円引き)
- 死亡・後遺障害保険金額:300万円
- 入院保険金日額:5,000円
- 通院保険金日額:2,000円
- ゴルフ賠償責任:3,000万円
- ゴルフ用品損害:20万円
- ホールインワン・アルバトロス費用:10万円
上記の通り「賠償責任あり」と「賠償責任なし」では、いずれも月々20円程度の差があります。つまり、年間で言えば240円。そう考えれば、基本的には賠償責任「あり」に加入しておくのがおすすめでしょう。
200円程度とはいえ積み重なれば大きいと思う方もいるでしょうが、いざ賠償責任が生じた時の金額こそ恐ろしいもの。特に初めてゴルフ保険に加入する方は、念のため付けておくのが安心です。
また、この保険料にプラスして、自身が選択したMUFGカードの種類ごとの「年会費」が必要になるので注意しましょう。ちなみにスタンダードなMUFGカードは年会費無料、ゴールドは2,000円弱の年会費がかかるようです。
MUFGカードのゴルファープランに加入する際の注意点は?
MUFGカードのゴルファープランは、月々無理のない金額で幅広い補償が付いており、特にゴルフ用品の保険金が他と比べても高めなので、まだ道具そのものに慣れていない初心者の方にもおすすめと言えるでしょう。
ただし、加入を検討する際には以下のような注意点が存在するので、事前にご確認ください。
- 満20歳以上、かつクレジットカードの審査に合格しなければ入れない
MUFGカードのゴルファープランは、満20歳~満69歳までなら加入可能となっています。しかし、逆に言えば20歳以下、もしくは70歳以上だと利用できないということです。また、クレジットカードの審査に通らなければ当然加入できません。 - 「賠責あり」は1プランまでしか入れない
そもそもなぜたった20円差で賠責なしのプランがあるの?と思う方もいるでしょうが、MUFGカードでは「3プランまで加入可」、そのかわり「賠責ありのプランは重複できない」システムになっています。これは傷害保険や火災保険なども含まれるので、既に入っている保険がある場合、申し込み前にしっかりと確認しましょう。 - プロゴルファーや反社会勢力に属している人は加入できない
あまりないことですがプロゴルファーとして活動している方、もしくは反社会的な勢力(暴力団を含む)に属している方は加入できません。また、保険料の支払いはクレジットカードのみとなるので、口座残高にも気を付けておきましょう。
投稿者プロフィール
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ともき 1984年生まれ。東京在住。30超えて40年できる趣味としてゴルフをはじめる。
ゴルフにドはまりしてレッスン通ったりYoutubeみたり。コーチを選ぶ基準は感覚派よりもロジックで説明される方が好き。現在のハンデは11.8(24年/2月)。
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