初心者ゴルファー必見!ゴルフウォッチおすすめ10選|距離計でラクラクスコアアップ
ゴルフウォッチは、いわゆる「GPS距離計測器」の一種であり、腕時計型に設計されたゴルフ用のデジタルデバイスです。手首に装着できるため、距離計測器(レーザー距離計)と比べて取り出す手間が省け、紛失リスクも抑えられるというメリットがあります。初心者から上級者まで幅広いゴルファーが利用しており、特に最近は高精度化や多機能化が進んで、もはや携帯電話(スマホ)やウェアラブル端末のような感覚で使う方も増えてきました。
一方で、「ゴルフウォッチを使う意味」や「そもそも何が計測できるのか?」という初歩的な疑問を抱える方も多いと思います。そこでまずは、初心者の方向けに、ゴルフウォッチが持つ機能のポイントやメリットをご紹介します。
ゴルフウォッチの基本機能
- GPSで距離を測る
ゴルフ場の各ホールデータが登録されており、人工衛星から受信したGPSの位置情報をもとに、グリーンまでの直線距離を自動で計測して表示してくれます。ホールによっては、バンカーや池などハザードまでの距離も簡単に把握できるモデルがあります。 - 競技でも使えるモデルが多い
距離計がルール上認められている大会・コースでは、基本的にGPSの直線距離測定機能は使えます。ただし、高低差や角度を自動補正する機能などは大会ルールによって制限される場合があります。そのため「競技モード」を搭載しているモデルは、あらかじめ高低差をオフにした状態で公式競技に参加できるようになっています。 - 腕時計型なので取り回しが簡単
レーザー距離計は望遠鏡のように覗くタイプが主流ですが、ゴルフウォッチなら腕時計と同じ感覚で身につけるため、いちいち取り出すことなくサッと残りのヤード数をチェック可能。これによりプレーファスト(スムーズな進行)にも貢献できます。初心者でも機械操作の手間が少ないので、慣れていないうちは腕時計型のほうがストレスを感じにくいのです。
初心者がゴルフウォッチを使うメリット
初心者の方にこそ、ゴルフウォッチのメリットが大きいと言われています。その理由としては、下記のようなポイントが挙げられます。
- 正確な残り距離を把握できる
練習場ではいつも同じ距離感で打てても、いざコースでは打ち上げや打ち下ろしによって実際の「打つべき距離」が変わります。ゴルフウォッチがあれば、残りヤードを目安にクラブ選択しやすくなり「届かない」「大オーバーした」といった失敗を減らせます。 - 狙うべきターゲットが分かりやすい
コースによってはグリーン上のピン位置が視認できなかったり、フェアウェイバンカーがどこにあるか分からなかったりします。そういった場面でもゴルフウォッチ上でハザードまでのヤード数を確認できれば、初心者でもどこを狙えばいいか明確に判断しやすくなります。 - 自然とプレーがスムーズになる
初心者だとどうしてもプレーに時間がかかりがちですが、腕時計型で距離を瞬時に確認できれば、クラブ選択までの時間を短縮できます。特にセルフプレーが増えている最近では、手軽に距離を知れるゴルフウォッチは大きな味方です。
初心者が選ぶときのチェックポイント
- 防水性能
ゴルフは雨天決行の場合もあるスポーツなので、防水性能(IPX7相当など)があると安心。練習中に腕まわりが汗をかいたり、夏場の湿気などにも耐えられるモデルがおすすめです。 - 操作性(タッチパネル or ボタン式)
初心者の場合、設定画面などあまり複雑だと使いこなせません。説明書を読まずとも直感的に操作しやすいものが好まれます。 - 画面の見やすさ
中学生でも分かるように「大きな文字が表示されるか」「日差しの強い屋外でも見やすいか」が重要です。カラー表示対応やバックライト付きであれば、さらに快適です。 - 必要な機能を見極める
例えば、高低差機能や風向き・風速の目安が表示される機能まで欲しいのか。それともシンプルに残りヤード表示だけで十分か。価格にも関わるので、初心者はシンプルモデルを選ぶのもアリです。
初心者に合う or 上級者に合う? ゴルフウォッチの特徴
- 初心者向けモデル
機能をシンプルに絞り、画面表示も分かりやすい・操作が簡単な設計。価格も比較的安価。例えば、「残りヤード表示」「ハザードまでの距離表示」「グリーンセンターまでの距離」はほぼ全機種備えているため、まずはこれを基準に選ぶとよいでしょう。 - 上級者向けモデル
高低差アジャスト(打ち上げ・打ち下ろし)に対応、風向・気温などの表示、クラブ分析やスコア管理など多機能かつ精度が高い。画面表示がリッチ(フルカラー地図)だったり、グリーンアンジュレーション(起伏)表示があるモデルも。
初心者の方は「上級者向けモデルを買いすぎても使いこなせない」可能性があるため、まずは自分がどの機能を必要とするかイメージしましょう。
初心者にも分かるゴルフウォッチ選びの具体的ポイントと注意点
前章ではゴルフウォッチの全体像をざっくり把握しました。ここからはもう少し具体的に、初心者の方が「どこを見ればいいか」「どうやって選べば失敗しにくいか」について説明していきましょう。
ゴルフウォッチの基本的な性能比較の観点
- ディスプレイの見やすさ
- 文字の大きさ:ゴルフ場は日差しが強いことも多く、文字が小さいと読み取りづらくなります。大きめの文字表示が可能なモデルなら、スイング前の短い時間でも素早く確認しやすいでしょう。
- カラー or モノクロ:カラー液晶だとハザードマップやコースレイアウト表示が見やすくなります。一方、モノクロのほうが消費電力は少なく、バッテリーが長持ちする傾向があります。
- バッテリーの持ち
- ゴルフウォッチはフル充電で何ホールまで使えるかを確認しましょう。1ラウンド(18ホール)分はもちろん、36ホール(1日2ラウンド)に耐えられるかどうかで選ぶのもポイントです。
- 近年はスマートウォッチとしても活用できるモデルが多く、日常使いすると充電頻度も増えます。週1回程度のゴルフなら、ゴルフ当日にきちんと充電されていればOKですが、日常使いをするならバッテリーの長持ちはとても大事です。
- 測位のスピード
- ゴルフ場で電源を入れてからGPSを捕捉し、位置を特定するまでに時間がかかりすぎるとストレスになります。起動後の測位速度が速いモデルだと、スタート前のバタバタも減らせます。
- 競技対応モードの有無
- 大会やコンペに参加するとき、基本的に「高低差計測」などは禁止される場合があります。そこで「競技モード」ボタンを使うことで、禁止機能をオフにする商品が多いです。公式大会に出る可能性があれば要チェック。
- アプリ連動や拡張機能
- スマホアプリと連携して「スコア管理」「ショット位置の自動記録」「ラウンド分析」などができると上達しやすくなります。初心者のうちは少し難しく感じるかもしれませんが、後から便利に感じる機能です。
初心者だからこそ意識したい4つの注意点
- 機能過多になりすぎない
最初からハイスペックモデルを使うと、操作が難しく、結局は「残り距離しか確認していない」というケースもあります。まずは必要最低限の距離表示機能+α(ハザードまでの距離など)をしっかり使いこなす方が大事です。 - 画面の操作やメニュー設定が単純なほうが良い
たとえば、タッチパネル操作が苦手な人もいますし、逆にボタン操作が苦手な人もいます。実店舗で触ってみたり、YouTubeのレビュー動画で操作感を確認するのがベター。 - 腕周りのサイズ・装着感を確認
ゴルフウォッチは腕時計より少し大きめになることが多く、人によってはスイングに影響が出るかもしれません。ご自身の腕に合うベルト穴、軽さや形状も要チェックです。 - スマホと連動しなくても使えるか
スマホアプリとの連携は非常に便利ですが、連動が必須だと当日バッテリー切れや通信不良で使えなくなる恐れがあります。もしスマホなしで単独計測が可能なモデルなら、万一スマホの充電がなくなっても安心です。
コスト面・購入価格も考慮する
ゴルフウォッチの価格帯は大きく分けると3パターンあります:
- 1万円台〜2万円前後のエントリーモデル
- モノクロディスプレイまたはシンプルカラー。高低差機能なしor簡易的。競技モードあり/なしは機種次第。
- 初心者が最初に試しに買うなら、まずここから入るのがおすすめ。
- 2万円台〜3万円台の中堅モデル
- カラー表示、ハザード表示、アプリ連動、競技モード対応などがほとんど。
- 一部、高低差表示やアンジュレーション(グリーンの起伏)を搭載している機種も登場している。
- 4万円以上の上位モデル
- スマートウォッチ(心拍計・Suica等の電子決済)機能やフルカラー3Dマップ、高度なショット解析などができる。
- ラウンド分析にとどまらず、健康管理や音楽再生、通知機能を日常的に使いたいならこの層。
初心者の方は「最初に買う予算は2万円前後が限界だ」という方も多いかもしれません。もちろんそれでも、残りヤード表示としては十分ですし、クラブ選択にも使えるので問題ありません。
初心者が迷ったときの選び方のフロー(例)
- 安さ重視 or 長く使いたいか
- とにかく1万円台の簡易モデルを試すか、2〜3万円台のスタンダードモデル以上を目指すのか?
- 機能はシンプルでOK? それとも高低差や風速表示も欲しい?
- シンプルでいいなら、1万円台後半〜2万円台前半の機種がおすすめ。
- 高低差や風速、グリーンアンジュレーションまであると値段は上がりますが、かなり便利。
- スマホ連携・アプリ分析は使いたい?
- 面倒なら無しでも大丈夫。使うなら有料アプリ・無料アプリの違いを確認しておきたい。
- デザイン・見た目の好み
- ゴルフウォッチを日常使いするなら「普段着にも合うデザイン」が重要。またケースサイズや厚みもチェック。
次章でのランキング紹介に向けて
次章では「初心者におすすめ」として人気が高く、比較的わかりやすい操作性を持つ10モデルをランキング形式でご紹介します。各モデルの特徴や、どういったゴルファーに向いているかをあわせて解説するので、自分に合った1台をぜひ見つけてみてください。
このように「自分の求める機能はどれか」「予算はいくらか」「デザインや装着感をどう考えるか」を整理しておくと、ランキングを見ても迷いが減ります。
では次に、初心者向けの「ゴルフウォッチおすすめ10選ランキング」を詳細に見ていきましょう。
初心者向けゴルフウォッチ おすすめ10選ランキング
ここでは、「初心者でも使いやすく、かつ余計な機能で混乱しにくい」ことを基準に、2024〜2025年時点で評価の高いゴルフウォッチを厳選して10種類ご紹介します。どれも国内コースなら十分に計測できるモデルですが、それぞれ特徴が異なるので、簡単な比較とあわせてチェックしてみてください。
第10位:グリーンオン「ザ・ゴルフウォッチ ノルム2 プラス」
特徴
- 価格帯:1万円台中盤〜2万円前後
- 初心者に嬉しいシンプル操作とカラー液晶
- グリーンまでの残り距離や基本的なレイアウト表示ができ、画面が大きめ
- L1S(みちびき)対応で測位精度が比較的安定
おすすめ理由
- シンプルながらも、必要十分な機能は押さえられています。モノクロではなくカラー表示に対応しており、コースレイアウトを目で見て把握しやすいです。初心者が迷いなくクラブ選択しやすく、価格も手頃で始めやすい点が魅力です。
第9位:ショットナビ 「GPSゴルフナビ AIR EX」
特徴
- 重量わずか20g前後という超軽量設計
- 四角いデザインでタッチパネル操作も可能(一部モデル)
- 基本はシンプル表示中心なので初心者にも分かりやすい
おすすめ理由
- 腕時計として違和感が少なく、とても軽いのでスイング時の装着ストレスを感じにくいです。測位速度もそこそこ速く、シンプルにグリーン中央やハザードを見たい人に向いています。比較的コスパも良いです。
第8位:アサヒゴルフ 「EAGLE VISION watch5 EV-019」
特徴
- 1万円台〜2万円前後で購入しやすい価格帯
- 自動飛距離計測「オートディスタンス」機能が使える
- 防水性能IPX7で多少の雨なら問題なし
- モノクロ表示だが文字は大きく視認性◎
おすすめ理由
- とにかくシンプルで視認性が良く、初めて距離計を見る方でも直感的に扱えます。オートディスタンスがあれば、自分の飛距離を毎回記録せずとも把握できるので、初心者がスイングを振り返るのにも便利。
第7位:グリーンオン「ザ・ゴルフウォッチ A1-III」
特徴
- 有機EL(AMOLED)ディスプレイで視認性抜群
- ハイエンドに近いゴルフウォッチだが、操作は比較的簡単
- グリーンアンジュレーション表示やタッチパネル対応
おすすめ理由
- 中級者や今後本格的にスコアアップを目指したい方、バッテリーや画面の見やすさを重視する方におすすめ。初心者向けというよりは機能多めですが、アップグレード視野の方にはハイスペックモデルとして人気です。
第6位:ショットナビ「Shot Navi Evolve SE」
特徴
- フルカラーかつタッチパネル対応モデルが多く、ハザードやグリーン表示が鮮明
- グリーンアンジュレーションや複数衛星(みちびきなど)で精度高め
- 初心者〜中級者まで幅広く支持
おすすめ理由
- ゴルフウォッチの中でも機能が豊富で、ショット計測やコースレイアウト表示も充実。初心者にはやや情報量が多いと感じるかもしれませんが、将来的に長く使いたいなら検討してよい機種です。
第5位:ブッシュネル「ION ELITE」
特徴
- 距離計大手のブッシュネル製、ウォッチタイプとしては評価高い
- スロープ機能(高低差)に対応(競技時はオフ)
- フルカラータッチスクリーン+防水設計
おすすめ理由
- レーザー距離計で有名なメーカーが作った腕時計型GPS。計測精度の信頼性が高く、操作性も比較的分かりやすいです。視認性の良いカラー画面で、風向き情報なども確認できます。値段は少し上がりますが、しっかりしたものを使いたい方におすすめ。
第4位:ガーミン「Approach S12」
特徴
- ガーミンの中でもエントリーモデルに近い価格帯
- シンプル操作で文字も大きく見やすいモノクロ液晶
- 電池寿命も30時間程度(GPSモード)と長い
おすすめ理由
- ガーミンブランドの中ではリーズナブルで、初心者でも導入しやすいモデル。高低差やフルカラー表示はありませんが、シンプルに残りヤードをチェックするには十分。バッテリーが長持ちするのも初心者にはありがたい点です。
第3位:アサヒゴルフ「EAGLE VISION ACE PRO」
特徴
- カラー液晶+タッチパネル操作
- ピンポジ君機能(当日のピン位置を自動推定)対応コース多数
- IPX7防水、風向き表示や高低差にも対応
おすすめ理由
- ゴルフウォッチを使う楽しさを一気に味わいたい人向け。初心者が最初に使っても、使いこなせるよう丁寧な設計が多いのがイーグルビジョンシリーズの魅力。どのコースでもスムーズにピンの位置を把握できるため、ピン位置を細かく知りたい人に好評です。
第2位:ガーミン「Approach S42」
特徴
- カラータッチディスプレイ+基本的な高低差測定機能あり
- 自動飛距離記録(AutoShot)などで分析にも使える
- バッテリーがゴルフモード15時間、競技モードもあり
おすすめ理由
- ガーミンのミドルレンジモデルで、初心者〜中級者が最初の一台に選ぶパターンが多いです。使い方がシンプルで競技モードも簡単に切替可能。スマホアプリと連動すればショットデータ解析もできます。デザインも日常使いしやすく、コスパが良いと評判。
第1位:ボイスキャディ「T-Ultra」
特徴
- グリーンアンジュレーション表示が非常に詳細(最大58階調など)
- 高低差表示や風向き表示など、豊富なサポート機能
- コースレイアウトのタッチ操作やバイブレーション通知も
おすすめ理由
- 初心者から上級者まで扱える多機能モデル。特に、グリーンの細かい傾斜表示が好評で、アプローチやパター時に大きなアドバンテージ。コンペや公式戦でも競技モードで問題なく使えます。価格帯は少し高めですが、ラウンドを真剣に楽しみたいなら最有力候補。
初心者にぴったりの1台は?
予算や使い方によってベストな選択は変わりますが、まずはシンプルな機能から始めたいなら「EAGLE VISION watch5」「Shot Navi AIR」などのエントリークラスがおすすめ。
より色々な機能を使いたい方は「Approach S42」「T-Ultra」あたりを検討すると良いでしょう。
ゴルフウォッチ導入後の使い方と、初心者が失敗しないためのコツ
ゴルフウォッチを購入し、いざコースデビューするとき、初心者ならではの不安や疑問が出てくるものです。ここでは、導入直後に気をつけたい設定や、実際のラウンドでの使い方におけるポイントをまとめました。
事前にやっておくこと
- コースデータ更新
- ゴルフウォッチは定期的に新しいコースデータが配信されることがあります。購入直後やラウンド前にはパソコンやスマホアプリを使って更新しておきましょう。最新のコース改修情報やピン位置情報などが反映されていると、実際の計測精度や快適さが増します。
- 電源を入れ、GPSを捕捉する練習
- ゴルフ場に到着してから初めて電源を入れると、慣れないうちは操作に手間取ってスタートティーに間に合わない…ということも。自宅や練習場などで電源オン→GPS捕捉の手順を一度試しておくと安心です。
- 競技モード or 通常モードを確認
- 公式競技やハンデ取得のラウンドで高低差・スロープ機能が禁止される場合は、事前に競技モード設定をオンにしましょう。間違って違反機能を使うとペナルティになるケースもあります。
コースでの基本的な使い方
- スタートホールを自動認識させる
- 多くのゴルフウォッチは、ゴルフ場を特定すると自動で「1番ホール」に切り替わります。自動で認識されない場合は、ホールを手動選択する機能であわせましょう。
- 残りヤードの確認とクラブ選択
- ティーショット後、セカンド地点へ移動したらウォッチを確認し、グリーンセンターまたはピンまでの距離を見ます。初心者のうちは「センターまで何ヤード?」を基準にクラブを選ぶのがおすすめ。
- ハザード確認
- フェアウェイにバンカーや池がある場合、ウォッチ画面を切り替えて「どのハザードまであと何ヤードか」を調べましょう。ミスショットが多い初心者ほど、ハザード回避を意識するだけでスコアが良くなることが多いです。
- パット時のアンジュレーション
- 上位モデルではグリーンの起伏を表示できるものも。慣れないうちはじっと画面を見すぎてプレーが遅くなる恐れがあるので、さっと確認して大まかな傾斜感だけ頭に入れましょう。
ラウンド後のデータを活かす
ゴルフウォッチはラウンド中のショット位置やスコアを自動で記録してくれるモデルも増えています。ラウンド後にスマホアプリを使って振り返ることで、「自分はどのクラブで何ヤード打てたのか」「ミスは右に多いのか左に多いのか」「パット数はホールごとにどれくらいだったか」などが分かります。
初心者こそ、データをもとに次回の課題を見つけ、練習で改善ポイントを絞り込むと上達が速くなるでしょう。
バッテリー管理と日常使い
- ゴルフの前日にフル充電
ゴルフウォッチのバッテリーは、日常の腕時計として使うと減りが早くなります。特にカラー液晶でバックライトを多用するタイプは消費が大きいです。前日に満充電できるようにルーティン化すると、当日残量ゼロで困ることがありません。 - 日常のスマートウォッチとして
最近のゴルフウォッチは、LINEやSNSなどの通知を受け取れるモデルや、心拍数・歩数計・睡眠計などを備えた多機能タイプもあります。そうなると普段から装着して、ゴルフだけでなく健康管理や生活の利便性を高めることもできます。初心者であっても、ゴルフ外でも使えるなら購入コストの元が取りやすいでしょう。
よくあるトラブルと対処方法
- GPSを拾わない・測位に時間がかかる
- 建物内やカートの屋根の下だと衛星電波をキャッチしにくい場合があります。できるだけ屋外の見晴らしの良い場所で起動しましょう。
- 画面が暗くて見えない
- バックライトをオンにする、あるいはカラー液晶モデルなら最大輝度に調整するなどの設定を確認。バッテリー節約モードになっていないか要チェック。
- 画面操作を誤って別のホールへ飛んでしまった
- 慌てずメニューから「ホール変更」や「オートホール検出」に戻せばOK。初心者がよくあるのはボタンを長押ししすぎてリセットされるケースです。
こうしたトラブルは最初は誰にでも起こりますが、一度経験すればすぐに慣れます。
使いこなすコツ
- 最初はシンプルな使い方から
高機能なモデルを持っていても、初心者が最初から全機能を駆使するのは難しいもの。まずは「残りヤード」「ハザード距離」をしっかり確認するだけでOK。 - 使っているうちに自然と操作に慣れる
毎ラウンドごとに少しずつ新機能を試してみると、自分なりに便利な使い方が定まってきます。 - 練習場でも活用できる機能があるかも
機種によってはスイング解析や飛距離計測モードが練習場でも使える場合があります。自分の平均飛距離を知る良い機会になるでしょう。
最終的なおすすめ方針とゴルフウォッチ活用のコツ
最後に要点をまとめながら、改めて「初心者がゴルフウォッチをどう活かすか」についてお伝えします。
ここまでの要点おさらい
- ゴルフウォッチの基本機能
- GPSでコースを捕捉し、グリーンやハザードまでの距離を表示。レーザー距離計とは違い、見えない障害物やブラインドホールでも自動で把握できる。
- 初心者が選ぶ際に気をつけること
- 操作の簡単さ、ディスプレイの見やすさ、防水性能、バッテリー持続時間、そして予算とのバランス。
- 初心者向けおすすめ10選
- 安価でシンプルなモデルから、2〜3万円台の中堅モデル、高級な多機能モデルまで紹介しました。
- 導入後の使い方
- コースデータの更新、競技モード設定、GPS測位の準備など。ラウンド中は残りヤードを素早く確認してハザード回避し、ラウンド後はアプリなどでデータ分析する。
最終的なおすすめ方針
初心者の方がゴルフウォッチを導入するときに、最終的に意識したいのは「まずは一番使う機能が何かをはっきりさせる」ことです。
- 本当にシンプルでOK:
「ハザードまでの距離や残りヤードが見られれば十分」という場合は、1〜2万円台のエントリーモデルやシンプルカラー液晶モデルでOK。 - 中長期的に使いたい:
ある程度ゴルフを続けて上達を目指したいなら、高低差計測やアプリ連動、グリーンアンジュレーション表示がある2〜3万円台後半〜4万円くらいのモデルを視野に。 - スマートウォッチとしても使いたい:
電子決済(Suica)やスマホ通知など、普段使いの利便性も求めるなら、ガーミンやHuaweiといった多機能ウェアラブルタイプ(5万円前後〜)を選ぶのも良いでしょう。
初心者だからこそ、どの層を選んでもメリットはあります。結局のところ予算と「自分がゴルフにどれだけ熱中するか」によっても変わります。
ゴルフウォッチを活かすポイント
- 残りヤードを素早く確認し、迷わずクラブを選ぶ
- 初心者が特に遅くなりがちな部分なので、距離の目安がすぐ分かるだけでプレーリズムが良くなります。
- ハザード回避を意識する
- バンカーや池の位置までのヤードを把握しておけば「どう攻めるか」が明確になり、不要なミスを減らせます。
- 飛距離やスコア管理で振り返る
- モデルによってはショットデータが自動保存されるものもあります。終わったあとに見返すことで「自分のドライバーはだいたい○ヤード飛ぶ」と正確に把握でき、次回以降のクラブ選択が合理的になります。
- 周りの人に見せすぎない・プレーを遅らせない
- 画面をじっくり眺めていると、同伴者が待つ時間が長くなることもあります。「サッと見るだけで、あとは自分のスイングに集中する」バランスが大切です。
ゴルフウォッチ以外の計測器との併用
- レーザー距離計との併用
レーザー距離計は目視できるピンやバンカー、木々までの距離を正確に測れますが、ブラインドホールや見えない障害物は苦手です。一方、ゴルフウォッチは障害物の位置が見えなくても大まかな情報を得られますが、距離精度はレーザーよりも数ヤード程度の誤差が出ることがあります。
両方使うと補完関係が生まれ、より戦略的になるでしょう。 - スマホのゴルフナビアプリ
スマホアプリでもGPS測定はできますが、ポケットやカートに置くため取り出す手間がかかりやすいのがネック。初心者だとスマホ操作に慣れていないとプレー進行を遅らせるかもしれません。腕時計型の手軽さは大きな利点です。
初心者だからこそ積極的に使う価値がある
「初心者だから距離計はまだ早い…」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は逆です。初心者ほど「自分の飛距離やコースの攻略イメージ」が未確立なため、距離を客観的に把握するツールがあると学習効率が大幅に向上します。
ゴルフウォッチで毎回の残りヤードを確かめながらラウンドを重ねると、自然とクラブの飛距離感覚やコースの攻め方が身についていきます。早い段階から距離感を意識することで、無駄なミスを防ぎ、スコアアップへの近道になるでしょう。
自分のゴルフスタイルに合う一台を見つけて楽しもう
長々と説明してきましたが、ゴルフウォッチはあくまで「距離の目安」を示してくれる便利ツールです。最終的には自分のスイングやゴルフの組み立て方を磨くことが重要。そのための補助輪として、初心者の方はぜひ気軽に取り入れてみてください。
上達すればするほど、ゴルフウォッチを使いこなし、細かいハザード情報やグリーンの傾斜分析まで活かせるようになってきます。まずは1台を導入し、使いこなしながらゴルフの幅をどんどん広げていきましょう。
本記事が「初心者 ゴルフウォッチ おすすめ」を探す際の参考になれば幸いです。あなたのゴルフライフがさらに楽しく、実りあるものになりますように。
投稿者プロフィール

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ともき 1984年生まれ。東京在住。30超えて40年できる趣味としてゴルフをはじめる。
ゴルフにドはまりしてレッスン通ったりYoutubeみたり。コーチを選ぶ基準は感覚派よりもロジックで説明される方が好き。現在のハンデは11.8(24年/2月)。
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