ゴルフのフォームに悩むならチェックしたい効果的改善方法とは?

プロゴルファーのスイングはキレイで打球も伸びやかに飛んでいきます。しかし、プロと同じようにスイングしているつもりでも、なかなか飛距離が伸びないとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。ゴルフクラブは重心と遠心力を活かして振ることが必要なのですが、これがなかなか難しいものです。ゴルフのフォームを改善したいなら、自己チェックするのがおすすめです。

フォームを意識しすぎるのはNG

ゴルフは構えとなる「アドレス」があり、その後スイングをする「フォーム」があります。初心者の場合には、この一連の流れの基本をマスターしなければいけません。自己流で間違ったクセがついてしまう前に、お手本となるフォームを身に着けるのが大切です。

基本となるのはリラックスしてスイングしているかです。あまりにもフォームを意識しすぎて、ぎこちないスイングになっているなら気持ちのよいショットにはならないでしょう。美しいフォームを意識しすぎると、コントロールが良くなる反面、飛距離が伸びないということもあります。特別な動きをするというよりは、いつでも自然にクラブが振れるようになることを目指しましょう。

安定したフォームを身に着けるには?

アイアンを例として見ていきましょう。

  1. まずは直立の姿勢で立ってみます。
  2. その後、肩幅程度に足を開き、お尻を突き出すような形で前傾姿勢になります。
  3. 背筋は伸ばしておき、肩から力を抜いて腕を下ろします。
  4. 膝の力を抜き、くの字になるようにゆったりと曲げます。
  5. クラブを握った両手は、心臓の真正面に来るようにします。

悪い例は猫背になりすぎたり、膝が前に行きすぎたりすることです。自然な回転ができなくなり、うまくショットを打つことが難しくなります。いつでも安定したフォームを作れるようにするためには、鏡のあるところで基本姿勢をいつも意識する練習をしておきましょう。

基本姿勢がしっかりしていると、うまくスイングができるようになります。

自分のフォームをチェックする

スイングを向上させる一つの方法は、自分の動きを見てみることです。観察して分析してみると客観的に改善しないといけない点が見えてくるでしょう。

ゴルフ場で60から70ヤードのロングアイロンでショットを打つのは良い練習です。スイングスピードを落とした練習をすることで、自分の意識を飛距離から身体の動きに集中できます。

基本の姿勢からどのようにずれているのか見てみると、正しくない動きを発見できるでしょう。改善できる動きがあるならば、そのポイントを何回もやってみます。ポイントを再確認しつつ力を抜きながら身体の動き全体を見直してみると、バランスよくフォームの改善ができます。

フォームのチェックは重要

ゴルフのフォームを作るのには、イメージが大切です。自分の中で理想となる形をイメージトレーニングしておくと、実際に練習をするときに同じような動作ができるようになります。

美しいスイングというのは大きくてゆったりとした動きであり、なおかつ振り切るような豪快なものです。美しいスイングをするには、軸がぶれていないことが大切。軸を動かさずに腕をリラックスさせましょう。軸を安定させると無駄な力も自然と抜けて、美しくスイングできるようになります。

イメージするのは腕でゴルフのボールを打つというよりも、身体を回転させてボディターンでゴールを打つことです。力を抜いて腕を振ったときにボールを打つのです。

初心者がやってしまいがちな美しくないスイングは、腕でクラブを振ってしまうパターンです。動きが小さくなり複雑なスイングになってしまいます。腕でボールを打つと、コントロールもできませんし飛距離も伸びません。

腕でクラブを振っているままで、飛距離を伸ばしたりコントロールさせようとしたりすると余計に力んでしまうので悪循環です。正しいスイングはボディターンでクラブを振ること。自分のフォームを作るときには、この基本姿勢が身に着けられているのかチェックしておくと上達が可能です。

フォームの悩み別チェックポイント

基本となるフォームを身に着けることができたなら、どのように飛距離を伸ばせばいいのか気になることでしょう。しかし、ラウンド中にダフリ、トップ、シャンクなど悪いクセが出てしまうと、ミスにつながり抜け出せないこともあります。

これらの3つの悪いクセはプロであっても起きてしまうようなものです。大切なのは、なぜそうなってしまうのか原因を見極めて対処法を実践すること。慌てずに、悩み別に改善ポイントを実践していきましょう。

ダフリ

ダフリの原因はクラブが寝てしまうことです。ボールに当てに行こうとすればするほど、手首がほどけてヘッドが落ちてしまいます。結果として、手元が浮いて体から離れてしまうので、クラブをコントロールすることができずに手前の地面を打ってしまうのです。

このような場合は重心が高くなってしまっているので、腰で回転させることをイメージさせます。クラブは短めに持って前傾を浅めに構えます。スムーズに回転できるように意識し、腕でボールを打つのではなく身体の回転でボールをとらえるようにしましょう。

練習方法としてはダウンスイングの時にヘッドを引っ張られるように意識して、左腕を伸ばしておくのが効果的です。引っ張られてからスイングを始めると、胸の開きがなくダウンスイングできます。手首がほどけるタイミングが遅くなるので、手元の位置が低くなりきれいなスイングを取り戻せるのです。

ボールの位置が近づきないようにしておき、手首のほぐれ具合を意識すると、回転でボールを打てるようになりダフリが少なくなるでしょう。

トップ

トップの原因には、目標を意識しすぎてボールの頭をたたいてしまうことがあります。インパクトのときに上半身が浮いてしまい、ボールの上部を打ってしまうのです。

もし原因がすくい打ちのクセであるのなら、最下点でボールをとらえるようにします。すくい打ちでは、ヘッドをとらえることができないと手前で最下点を迎えてしまいダフリにもなりがちです。ボールを上げよう上げようと思わず、あえて低く打ち出すようにしてみてください。

上半身が起き上がっているのが原因であれば、前傾姿勢を意識してみましょう。基本姿勢をもう一度思い返し、インパクトの瞬間に前傾姿勢が崩れないようにするのです。身体の別の部分に力が入っている可能性もあるので、身体が起き上がらないように力を抜きダウンブローに打ちましょう。

身体の向きがボールの方向を向いているようにしておき、ヘッドの重さを感じながらスイングします。

シャンク

シャンクはヘッドの根本にボールが当たってしまうことです。構えた位置よりも、ヘッドが身体から離れたところを軌道してクラブヘッドの端にあたってしまいます。手で打とうとすればするほどシャンクになってしまいがちです。

対策方法として、クラブヘッドの先で打つように意識してみることがあります。そうすると、シャンクになる確率を減らせるでしょう。また、重心がかかとに寄っているとヘッドを戻そうとしてシャンクになってしまうので、重心はかかと側ではなくつま先側を意識します。

まとめ

フォームを改善することで、正しい方向にボールを飛ばすことができるようになります。フォームが安定するまでは打球も不安定になりがちなので、本記事で取り上げたポイントができるようになるまではゴルフ保険に入っておくと安心です。フォームを変える時などボールの打球で万が一の事故が起きやすいときこそ、より安全を意識してゴルフを楽しみましょう。

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投稿者プロフィール

管理人
ともき 1984年生まれ。東京在住。30超えて40年できる趣味としてゴルフをはじめる。
ゴルフにドはまりしてレッスン通ったりYoutubeみたり。コーチを選ぶ基準は感覚派よりもロジックで説明される方が好き。現在のハンデは11.8(24年/2月)。